マイナスからプラスに転じる時の変化率(比率)計算が難しい

数値のとりうる範囲が常に0を超えている場合は変化率を計算するのに苦労しないが、数値のとりうる範囲に0や負数が含まれる場合はとたんに計算が難しくなる。

例えば企業の売上高を例として考えてみる。
前年の売上が100億で今年の売上が200億の場合は売上高の前年同期比は+100%と計算できる。
前年の売上が-50億で今年の売上が50億の場合に売上高の前年同期比はどうすれば計算できるのか。

上場企業の決算短信をみるとこのようなケースでは前年同期比の欄はハイフンとなっており計算を行っていない。

たまに、(今回の値 - 前回の値) ÷ 絶対値(前回の値)✕100[%]という式を見かけることもある。

例えば前年の売上が-50億で今年の売上が50億の場合の売上高の前年同期比は+200%と計算される。
ただしこの式だと、前年の売上が-1億で今年の売上が99億の場合の売上高の前年同期比は+10000%と計算されることになり、どうにも感覚とは合わない。

結局、他の企業と業績を比較したい場合などは、マイナスの場合に計算がうまくいかないこの値は使用せずに、独自の評価関数を設定して比較しているのだが、うまい方法はないものだろうか・・・



また自分が投資を行う際は金融商品の比較検討を行うのだが、その際にもこの変化率(騰落率)を使用している。金融商品は価格の絶対値で比較しても意味がないので、価格の変化率を使用してリターンを推定したりしているのだが、やはり価格がマイナスになる場合にどう計算すればいいものか悩んでいる。

幸い、価格がマイナスになる金融商品は限月間スプレッド取引やWTI原油のような商品先物など一部に限られているので、今の所影響はないのだが・・・

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